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「タンパク質立体構造散歩」記事募集

2014年11月13日 学会誌

 本学会では中高生をはじめ社会一般に対して、生物物理学の啓発活動に力をそそいでおります。昨年度末には文部科学省「一家に1枚 動く!タンパク質」ポスターを製作したことは皆様もご存じのことと思います。会誌「生物物理」には2007年から2011年の間、「タンパク質立体構造散歩」を掲載してまいりました。「タンパク質立体構造散歩」は、日本で立体構造が決定されたタンパク質の構造と機能の魅力を、研究者の目から平易な言葉で紹介してきたシリーズで、5年間に37編が掲載されました。本学会では、このような啓発活動を継続し、生物物理学研究の重要性を広く知っていただくことをめざしております。

 このたび、学会員からのリクエストを受けて、「タンパク質立体構造散歩」の企画を再開することにいたしました。日本では、数多くのタンパク質の立体構造が決定されており、それらのストーリーをできるだけ多く収集することで、生物物理学、特にタンパク質の分子生物物理学の魅力を広く知っていただくことをめざします。そこで、会員の皆様から近年皆様が決定されたタンパク質の立体構造に関するエッセイを、ぜひともお寄せ頂きたいと考えております。執筆は実際に構造決定にかかわった方なら、どなたでもかまいません。頂いた原稿は、執筆者のお名前とともに「生物物理」に随時掲載してまいります。

 本文は、1200文字程度(日本語)で、タンパク質立体構造の図は、単色又は2色程度のリボンモデル図1枚を基本とし、活性部位などの詳細を示す場合には、このリボンモデルの中にスティックモデルまたは空間充填モデルで示してください。記事の見本および過去に掲載されたタンパク質一覧は、本ページ下部の「本ニュースの添付書類 (The attachment link.)」よりご覧いただけます。

 規定により、掲載された著作物の著作権は本学会に帰属するものとなっています。また、「生物物理」への掲載に対する原稿料のお支払いはありません。なお、原稿は編集室宛メール添付にてご入稿ください。査読後、奇数月の月末までに受理された場合、2か月後に発刊される号に掲載されます。

 例えば2015年1月末受理⇒55巻2号(2015年3月発刊)掲載
 ※上記はあくまでも予定であり、掲載号につきましては編集委員会で審議の上、
  決定させていただきますので、予めご了承ください。

 ご不明な点がございましたら、以下の連絡先宛にお送りください。多くのご執筆を期待しております。

一般社団法人日本生物物理学会
生物物理会誌編集委員長 原田慶恵

連絡先・提出先:
 和文誌「生物物理」編集室 島田亜純
 TEL:075-441-3155

Email:biophys(at)nacos.com
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)

本ニュースの添付書類 (The attachment link.)



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