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JAXA 2023年度「きぼう」静電浮遊炉(ELF)利用テーマの募集について

2023年10月26日 公募

このたび国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年度国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にある静電浮遊炉(ELF)利用テーマに関する、下記の募集を開始しました。詳細は下記URLの募集サイトをご覧ください。
https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/subject/invitation/elf/73737.html

募集対象:
1)2023年度「きぼう」での静電浮遊炉(ELF)を利用した 材料研究テーマ募集【基盤研究利用コース】(詳細はこちら
ISSの「きぼう」にあるELFを利用して実施する、材料の熱物性値の取得や新材料創成を目的とした実験の科学研究利用制度(基盤研究利用コース)の募集を行います。
・「きぼう」でのELFを利用した実験は、ISSの「きぼう」で熱物性値の取得や新機能材料を創成することにより、科学技術の発展や産業への貢献等、科学的成果を社会に還元することを目的としています。
・微小重力空間では液体を空間に浮遊させることができるため、無容器状態を長時間維持できます。無容器状態では、容器からの不純物の混入が抑制され、また、核生成も抑制されます。「きぼう」のELFは、静電気力で物質を空間に保持した状態でレーザーでの加熱により、3,000℃に近い融点を持つ材料を溶融し、また、過冷状態での凝固を行うことができる実験装置です。これを使って、これまで得られなかった高融点材料の熱物性値(粘性、密度、表面張力)の取得や新しい機能をもつ材料の創成が可能です。
・本「基盤研究利用コース」では、科学的成果創出を目的にこれらの実験を行う搭載試料を募集します。今回は、2025年度頃の宇宙実験実施を想定した募集です。

応募締切:2023年12月7日(木)正午(日本時間)

募集案内:こちらからダウンロードが可能です。

応募先/問い合わせ窓口:
(一財)日本宇宙フォーラム(JSF) 宇宙利用事業部
静電浮遊炉(ELF)利用材料研究テーマ募集係

Email:kiboexp(at)jsforum.or.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)



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