日本生物物理学会年会における表彰について

日本生物物理学会年会における表彰について

 日本生物物理学会は、生物物理学の発展に貢献しうる若手会員の優秀な発表に対し、「日本生物物理学会若手奨励賞」を2005年より授与しています。若手奨励賞は、研究者の登竜門であるとともに、本学会のアクティビティの牽引役の一つとして、重要な役割を果たしてきました。若手奨励賞発足の背景については日本生物物理学会は、生物物理学の発展に貢献しうる若手会員の優秀な発表に対し、「日本生物物理学会若手奨励賞」を2005年より授与しています。若手奨励賞は、研究者の登竜門であるとともに、本学会のアクティビティの牽引役の一つとして、重要な役割を果たしてきました。若手奨励賞発足の背景についてはこちらをご覧ください。
 一方で、若手奨励賞について、学生会員にとって受賞が難しいことや女性研究者の応募が少ないことなどが指摘されてきました。これらの問題に対応するために、本学会理事会では、2016年より新しい賞の導入と以下の制度変更を決定しました。
 第一に、若手奨励賞の選考は、従来通り書類による一次選考と若手招待講演による二次選考によって行いますが、若手招待講演で選考された特に優秀な研究者に授与する若手奨励賞に加え、それ以外の優秀な若手招待講演者に授与する「若手招待講演賞」を新設します。また、応募資格を改訂し、出産等のライフイベントを経験された方の応募条件を緩和します。
 第二に、複数回の若手奨励賞および若手招待講演賞の受賞を可能とし、学生時と博士研究員時のそれぞれの研究成果での応募を促します。
 第三に、若手奨励賞と若手招待講演賞の他に「学生発表賞」を設立し、学生会員に対する積極的な表彰を行います。
 ぜひとも、若い研究者の皆様、さらに、学生会員の皆様の積極的な応募をお願いいたします。また、中堅やシニアの会員の皆様におかれましては、学生会員や若手会員に賞への応募を促していただければと存じます。
 これらの制度変更に伴い、若手奨励賞の応募書類の内容を変更しました。以前に応募された方が再応募される場合も、新しい様式をご利用くださいますようお願いいたします。

I 日本生物物理学会若手奨励賞および若手招待講演賞

 【応募対象者】

 年会において、生物物理学の発展に貢献しうる一般演題を発表する優秀な本会会員(本学会への入会申し込み中も含む)であり、以下の条件を満たす者。


  1. 応募年の4月1日に35歳以内または学位取得後8年以内の者。出産や介護等の期間がある場合は、応募年の4月1日に37歳以内または学位取得後10年以内の者。
  2. 演題の筆頭著者として発表申し込みを行い、実際に発表する者。
  3. 過去に「日本生物物理学会若手奨励賞」あるいは「若手招待講演賞」を受賞している場合は、受賞内容に関する総説か原著論文を本学会欧文誌(Biophysics and Physicobiology)に掲載した上で、別内容の成果を発表する者。

 なお、若手奨励賞の授与件数は5件以内と定められています。
 また、「若手奨励賞」あるいは「若手招待講演賞」を受賞した場合、原則2年以内に、受賞内容に関する総説か原著論文を本学会欧文誌(Biophysics and Physicobiology)に投稿いただくことが義務づけられています。
 学生会員の場合、「若手奨励賞」と「学生発表賞」の両方に応募することが可能です。

【申込み手続き】

 「日本生物物理学会若手奨励賞」への応募者は、一般発表の申し込み手続きの際に、下にある応募フォームをもとに応募書類を作成し、pdfに変換した上で年会の演題登録サイトからアップロードして下さい。応募は一人一件に限ります。
 本年度からの規定変更に伴って応募書類の内容を変更しため、以前に応募された方が再応募される場合も、新しい応募フォームを用いるようご注意ください。
 応募書類の作成は、指定がある項目を除き、日本語でも英語でも構いません。
 2016年度の申し込み期間は、年会における演題登録と同期間で6月20日から7月20日までです。ただし、演題登録の締め切りを延長した場合は、若手奨励賞の申し込み期間も延長します。
 学生会員で、若手奨励賞と学生発表賞の両方に応募する場合、下記の応募書類項目2dに「学生発表賞にも応募する」旨を明記してください。また、必ず学生発表賞の申し込み手続きも行ってください。若手招待講演者として選ばれた場合は、「学生発表賞」への応募は自動的にキャンセルされます。

【応募書類記載項目】
 1.応募者連絡先
 2.本年会における発表情報

a) 演題名、b)氏名(共同研究者を含む全氏名)、c)所属、d)学生発表賞にも応募するかどうか。(学生会員の場合)e)審査を希望する研究分野(下記から一つ)

1.蛋白質の構造と機能、2.蛋白質の物性、3.核酸、4.細胞生物的課題
5.光生物、6.筋肉、7.分子モーター、8.生体膜・人工膜、9.生命情報科学10.イメージング・計測、11.脳・神経、12.その他

3.演題に関する詳細情報

a)要旨(英文400 word以内)(発表登録のものよりも詳しく)、b)演題の科学的位置づけと特筆すべき点(英文300 word以内)、c)演題における応募者の貢献(英文100 word以内)

4.応募者についての情報

a)生年月日、b)学位取得日(もしくは学位取得予定日)、c) 略歴(出産や介護などの期間がある場合は説明する)、d)発表論文リスト、e)他学会も含む過去の受賞歴および他賞への応募状況

5.日本生物物理学会における活動情報

a)年会における発表歴、b)学会出版物における論文リスト、c)若手の会における活動記録、d)その他

【若手奨励賞および若手招待講演賞応募フォーム】

日本語[Word][PDF]
English[Word][PDF]

【 選 考 】
 一次選考にあたる若手奨励賞選考委員が、提出していただいた書類をもとに、二次審査の対象となる10名程度の受賞候補者を選定します。受賞候補者には「若手招待講演者」として、年会1日目の「若手招待講演シンポジウム」で口頭発表していただきます。二次選考にあたる若手奨励賞選考委員によって口頭発表が審査され、最終的に5名以内の「若手奨励賞」の受賞者を決定します。若手奨励賞に選ばれなかった招待講演者には、原則として「若手招待講演賞」を授与します。一次、二次選考にあたる若手奨励賞選考委員会は日本生物物理学会理事会において決定されます。

【 表 彰 】

 「日本生物物理学会若手奨励賞」の表彰は年会の懇親会で行います。「若手招待講演者」は年会の懇親会は招待として、懇親会参加費をお返しします。受賞者には賞状と記念品を贈呈いたします。「日本生物物理学会若手奨励賞」「若手招待講演賞」の氏名と演題は、日本生物物理学会のウェブサイト上で公開します。

【「日本生物物理学会若手奨励賞」および「日本生物物理学会若手招待講演賞」規定】

  1. 本規定は日本生物物理学会が若手会員に対して行う若手奨励賞と若手招待講演賞に関して定めたものである。
  2. 本表彰の目的は、本会の年会において優秀な一般発表をした若手会員に対し「若手奨励賞」あるいは「若手招待講演賞」を授与し、生物物理学の発展に貢献する人材として、その将来への期待を表明することにある。
  3. 表彰候補者は本会の年会において一般演題を登録した本会会員(発表時点において)であり、かつ類似した研究内容で本若手奨励賞や若手招待講演賞を受賞していないものであって、別に定める資格を全て有するものとする。但し、審査対象は同年の年会に発表申し込みをされた一般演題とする。
  4. 若手奨励賞の受賞者には会長名の賞状を授与し、記念品を贈呈する。若手招待講演賞の受賞者には会長名の賞状を授与する。
  5. 若手奨励賞一次選考委員会は年会に先立ち、応募演題から受賞候補演題として約10件の若手招待講演を選定する。若手招待講演者は年会初日に候補演題の口頭発表を行う。
  6. 理事会は若手奨励賞二次選考委員による選考結果をもとに審議し、若手奨励賞の受賞者(5名以内)を決定する。また、残りの招待講演者の中から若手招待講演賞の受賞者を決定する。
  7. 理事会は若手奨励賞の受賞者を決定後すみやかに該当者に通知し、年会会期中に表彰する。
  8. 本規定は理事会の承認を経て改訂することができる。
付則 なし

II 日本生物物理学会学生発表賞

【応募対象者】

 年会において筆頭著者として演題登録を行い、実際に発表する学生会員(本学会への入会申し込み中も含む)。
 「学生発表賞」に応募した学生会員は、同演題で「若手奨励賞」にも応募することが可能です。

【申込み手続き】

 学生発表賞への応募者は、一般発表の申し込み手続き時に、下にある応募フォームをもとに応募書類を作成し、pdfに変換した上で年会の演題登録サイトからアップロードして下さい。応募は一人一件に限ります。
 応募書類の作成は、指定がある項目を除き、日本語でも英語でも構いません。
 2016年度の申し込み期間は、年会における演題登録と同期間で6月20日から7月20日までです。ただし、演題登録の締め切りを延長した場合は、学生発表賞の申し込み期間も延長します。
 学生発表賞と若手奨励賞の両方に応募する場合、下記の応募者情報の項目1hに「若手奨励賞にも応募する」旨を明記してください。また、必ず若手奨励賞の申し込み手続きも行ってください。若手招待講演者として選ばれた場合は、「学生発表賞」への応募は自動的にキャンセルされます。

【応募書類記載項目】
1.応募者情報

a)氏名、b)所属、c)会員番号、d)所属住所、e)Emailアドレス、f)在籍学年、g)指導教員名、h)若手奨励賞への同時応募

2.演題に関する情報

a) 演題、b)氏名(共同研究者を含む全氏名)、c)所属、d) 演題の発表登録を行う研究分野

3.発表要旨、

a)要旨、b)演題の科学的位置づけと特筆すべき点、c)応募者の貢献(a〜cまで合算した英文400 word以内)

【学生発表賞応募フォーム】

日本語[Word][PDF]
English[Word][PDF]

【 選 考 】
2016年度は以下の手順で選考を行います。フラッシュトークは、英語にて行います。

1)学生発表賞の応募者が多数の場合は、申し込み時の書類に基づいて一次選考を行い、年会時に審査される講演の選定を行います。一次選考の結果は、9月上旬ごろまでに、学会ウェブサイトにて発表します。
2)年会の会期中に、応募時の分野に応じて会場に分かれ、1分から2分程度のフラッシュトークを行います。
3)フラッシュトーク、および、ポスター発表を基に二次選考を行います。一次および二次選考の選考委員は学会員から選ばれ、日本生物物理学会理事会にて決定されます。

【 表 彰 】
 講演を行った学生会員のみが表彰対象です。「日本生物物理学会学生発表賞」の受賞者の氏名と演題は、年会後に学会および年会ウェブサイトにて発表します。受賞者には賞状を郵送いたします。