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自然科学研究機構 基礎生物学研究所 助教公募について

2025年05月08日 公募

【公募の職及び人数】
助教 1名

【所属】
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 光物理生物学研究部門 (HP: https://pblab.nibb.ac.jp/

【職務内容】
本研究部門は、光合成の初期過程である光反応の制御機構を研究しています。特に、乱雑でノイズまみれの生体内環境において、分子やタンパク質などの物質が集合するだけでどのように機能的な秩序が形成されるのか?という謎に挑んでいます。興味の対象は生物の根源的な機能原理ですが、実際の実験や解析では物理学や化学に基づいたアプローチも積極的に活用します。

着任後は、原子間力顕微鏡(AFM)などの走査型プローブ顕微法、1分子レベルの各種顕微分光法、超高速分光法などを組み合わせた新奇の生体計測手法の開発に従事していただきます。生体系の夾雑環境下における機能的な秩序の起源に迫る研究に挑戦していただける意欲と胆力のある方を歓迎します。

本公募の助教は、生命概念の再創成を目指した分野横断的な研究を展開している生命創成探究センターの助教を兼務します。また、研究を進めながら総合研究大学院大学助教として大学院生の指導を担当することにもなるため、将来的に独立した研究者・教育者としてキャリアを築くことを目指す方を求めます。

【応募資格】
以下の資格・経験を有する方が望ましいですが、他分野で培った技術や知見を活かし、新たな研究アプローチの開拓に貢献できる方の応募も歓迎します。
(1)博士の学位を有すること。
(2)以下の技術・経験がある方を特に歓迎します。
1.原子間力顕微鏡(AFM)などの走査型プローブ顕微法の開発および測定経験
2.各種顕微分光法や超高速分光法の開発および測定経験
3.光生物の研究経験もしくは興味がある方

【任期】
5年。任期の更新時に業績審査を行うことで、さらに5年の任期を延長することができます。ただし、通算契約期間は機構に雇用された日から起算して10年を超えないものとします。その他の詳細は「自然科学研究機構基礎生物学研究所研究教育職員の任期に関する規則」によります。
同規則等の内容は、以下のwebサイトをご参照ください。
https://www.nibb.ac.jp/about/recruit/recruit_academic.html

【応募締切】
2025年6月30日(月)(必着)

【着任時期】
採用決定後できるだけ早期を希望します。(応相談)

【問い合わせ先】
① 提出方法及び給与等待遇に関すること
〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
岡崎統合事務センター人事労務課人事係
電話: 0564-55-7113
E-mail: nibbprof @ orion.ac.jp(@の前後の空白を削除してください)

② 職務内容に関すること
〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1
大学共同利用機関法人自然科学研究機構基礎生物学研究所光物理生物学研究部門(生命創成探究センター創成研究領域連関系光生物学研究グループ)
近藤 徹
E-mail: tkondo @ nibb.ac.jp(@の前後の空白を削除してください)

【詳細情報】
公募に関して: https://www.nibb.ac.jp/about/recruit/2025/05/Photophysical_Biology.html



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