2022年04月28日 会合
世話人:齋尾智英、竹内恒、宮ノ入洋平、八木宏昌
日程:2022年5月19日(木) ~20日(金)
開催方法:Zoomによるオンラインセミナー
事前登録・詳細情報: https://nextnmr.jp
参加費無料
創薬研究においては、薬剤分子や、そのターゲットとする生体分子の立体構造、相互作用、ダイナミクスについて総合的に評価し、設計指針を得ることが必要とされます。このような場面において、溶液中での分子について多面的な情報を与える核磁気共鳴 (NMR) 法は有効な創薬研究ツールとして活用されています。また、創薬のみならず、食品や化成品の研究等、様々な物性が混在する状況においても、NMR法は様々な分解能で、有益な情報を与えてくれます。本ワークショップでは、創薬および産業研究におけるNMRおよび構造解析技術を題材とした講演会を開催します。アカデミックと企業の現役研究者の方にご講演いただき、創薬・産業研究とアカデミック研究の交流を目指します。
プログラム:
5/19 司会:齋尾 智英
13:00~13:50
前回セミナーの振り返り・今回の趣旨説明・基礎講座:竹内 恒
13:50~14:35
講演1-1 食品の研究開発とNMR
山口 秀幸 先生 [味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所]
休憩
14:45~15:30
講演1-2 細胞表面受容体の分子認識と創薬に向けた取り組み
前仲 勝実 先生 [北海道大学薬学研究院]
15:30~16:15
講演1-3 創薬現場で17年間のNMR活動を通じて思うこと(仮)
鳥澤 拓也 先生 [中外製薬株式会社]
[19:00~ オンライン懇親会]
5/20 司会:齋尾 智英
9:30~10:15
講演2-1 創薬をめざしたNMR法によるRNAと低分子化合物の相互作用解析
河合 剛太 先生 [千葉工業先進工学研究科]
10:15~11:15
特別講演2-2 Leveraging the power of computational methods for structure-based drug discovery.
Prof. Haribabu Arthanari [Harvard Medical School]
11:15~11:30 講評:宮ノ入洋平
・主催:大阪大学 蛋白質研究所
・協賛:日本生物物理学会 次世代NMRワーキンググループ