2014年08月22日 会合
主催:公益財団法人神奈川科学技術アカデミー
後援:一般社団法人日本生物物理学会ほか
日時:2014年2月13日(金)09:45~17:15
場所:かながわサイエンスパーク(KSP)内研修室
(川崎市高津区坂戸3-2-1)
募集人数:20名
申込締切:2015年1月23日(金)
受講料:20,000円
講師:
東京大学 生産技術研究所 教授 高橋琢二氏
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 准教授 一杉太郎氏
株式会社日産アーク 取締役 叶際平氏
WITec 株式会社 代表取締役 中本圭一氏
KAST 高度計測センター 技師 牛山幹夫、矢矧束穂
目的:
本講座では、走査型プローブ顕微鏡(SPM)を特集します。微小領域観察の基礎、
応用、先端研究のそれぞれの立場から今を論じ、材料の評価・分析、改良、開発に
おけるSPM の活用の今後を展望します。
材料の評価・分析では、近年、透過型電子顕微鏡(TEM)や走査型電子顕微鏡(SEM)
の活用が主流となっており、特にFIB 試料調製技術との併用による特定微小領域観察が
著しい進歩を遂げています。一方、1980 年代初頭の走査型トンネル顕微鏡(STM)
の発明に始まり、その後多様な進化を遂げているSPM ですが、最近では、電子顕微鏡
とは異なる視点からの材料の評価・分析が、新たな展開を見せつつあります。
講義では、まず、光学顕微鏡にはじまり、SEM やTEM によるナノレベル観察の現状を
概観します。その上で、STM や原子間力顕微鏡(AFM)の基本を踏まえつつ、ナノレ
ベルの物性評価において、近年多様化・高機能化・ハイブリッド化が著しく進む各種プ
ローブ顕微鏡の活用の実際を詳しく解説します。
日常的に材料と向き合い苦戦されている方はもちろん、SPM の活用を最新活用事例等
から改めて考え直したい研究者・技術者にとって、本講座は大いに役立つものと期待し
ます。
申込先・問合先:
(公財) 神奈川科学技術アカデミー
教育情報センター 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
Email: ed(at)newkast.or.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)
URL: http://www.newkast.or.jp/kyouiku/edu_h26/ed26_seminar_10.html