2012年01月31日 会合
主催:低温生物工学会
協賛:日本生物物理学会 ほか
日時:5月31日 午前10時から午後4時(NIAS International Seminar)
6月1日(第57回低温生物工学会年会)
場所: つくば国際会議場(エポカル)
概要:
生物は進化の過程で、様々な環境ストレスに対抗する戦略を編み出して生きた。たと
えば、一部の生物は、低温や乾燥に応答して不凍タンパク質やLEAタンパク質と呼ば
れる特殊なタンパク質を発現することで、凍結や脱水から細胞・組織・個体を保護し
ていることが生理学的に明らかとなっている。 最近、これらのタンパク質の分子レベ
ルでの作用機作が明らかになりつつあり、生体成分や細胞そのものを凍結・乾燥保存
する技術に応用する研究が開始されている。一方、別のアプローチとして、人工的に
合成したポリペプチド 保護剤を用いて、iPS 細胞や初代培養細胞のように長期間の保
存が難しい細胞を、凍結保存する野心的な研究も展開され始めている。
本セミナーでは、生体に低温・乾燥耐性をもたらす機能性タンパク質及び高分子化合
物に関連した物理化学、生化学、分子遺伝学など広い分野の国際的に活躍する研究者
を一堂に会して、最新の研究知見を発表していただくと同時に、生体成分や細胞の冷
凍・乾燥による長期保存を目指した分子機能摸倣の可能性について議論することを目
的とする。
※詳細はHPをご確認ください。
連絡先:
第57回低温生物工学会セミナー・年会運営委員会
〒305-8634 茨城県つくば市大わし1−2
独立行政法人 農業生物資源研究所 昆虫機能研究開発ユニット
大会委員長: 黄川田 隆洋
TEL:029-838-6170 FAX:029-838-6157
Email: Cryo-Cryo2012(at)nias.affrc.go.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)
URL: http://square.umin.ac.jp/jscc/