2002年10月03日 会合
第3回「コンピューテーショナルゲノミックス勉強会」のご案内
主催 文部省科学研究費補助金特定領域研究「ゲノム情報科学の新展開」
項目D03「タンパク質高次構造に基づくゲノム情報科学」
共催 日本生物物理学会
日時 平成14年11月5日(木)9:30~12:00
(生物物理学会の翌日)
場所 名古屋大学理学部E館1階講義室(E134号室)
主旨 ゲノム配列が次々と明らかになり、ヒトのゲノム配列完成版もついに公開されるこ
ととなりました。また、発現データ、相互作用データ、高次構造データ等、大量 な
データが日々生み出されています。そのデータ間の関係をつけていき、システムと
して生き物を理解していくことが重要です。構成要素の特徴や関係性からシステム
の特性を理解することがシステム的な理解といえます。その際、かならずシミュ
レーション的なアプローチが必要と思います。また、生物は多重の階層性を持った
システムであり、階層間のつながりを意識しつつ、各階層でのシステムを理解して
いく必要があります。
そこで今年のコンピューテーショナルゲノミックス勉強会では、各階層でのシミュ
レーション的な方法により、それぞれ、原子の集団としてのタンパク質の機能発現
機構、タンパク質間相互作用と複合体形成機構、および、細胞内の遺伝子発現制御
機構を研究されている若手研究者を講師としてお招きし、この分野の現状や未
来を講演していただくことにしました。興味のある方はぜひご参加ください。
コンピューテーショナルゲノミックス勉強会では、講師の方が講演している最中
に質問をどんどん浴びせることになっています。この形式によって、講演内容の理
解と問題点の追求ができるようにしています。日頃の学会発表などでは時間の制約
などで質問しにくいことも、ぜひ本勉強会で議論して理解を深めることをおすす
めします。
講師 倭 剛久 (名古屋大学大学院理学研究科)
Carlos A. Del Carpio (豊橋技術科学大学エコロジー工学系)
倉田 博之 (九州工業大学情報工学部)
世話人 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻
高橋健一(takahas@.bio.nagoya-u.ac.jp)(052-789-2975)
URL: http://www.bio.nagoya-u.ac.jp:8001/~takahas/CompGenome3.html
Email: takahas(at).bio.nagoya-u.ac.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)
URL: http://www.bio.nagoya-u.ac.jp:8001/~takahas/CompGenome3.html