生物物理ビデオアーカイブ

網膜2 網膜の内部を泳ぐ(京都大学大学院生命科学研究科 佐藤慎哉) 

日本生物物理学会 2019年年会実行委員会

概要: 蛍光タンパク質を全細胞の細胞質に発現するマウスから網膜を単離し、多光子顕微鏡で表面から深さ200 µmまで、1 µm間隔で断層撮影した。動画は深さ方向のスタック画像データを画像処理によって網膜側面からの連続断層像に再構成したもので、網膜内を泳ぎ進むような気分を味わえる。 見どころ: 視細胞核が9-10層、縦に美しく整然と並んでいるが、これには理由がある。マウスのような夜行性生物は、中心部にヘテロクロマチンが局在する特殊な構造の視細胞核を持ち、これがマイクロレンズとして働くことで、入射光を直線的に導くと言われている。 撮影装置名(メーカーとモデル):オリンパス 多光子レーザー走査型顕微鏡

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(2019.10.28)

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