生物物理ビデオアーカイブ

ビデオ検索

分類
検索ワード

2つ以上のワードで検索する場合は半角スペースを空けて AND か OR を選んで下さい

検索結果

2015.12.01

真核細胞
ミドリゾウリムシ

Species name: Paramecium bursaria
AL-Museum AL-Museum

濃い緑色の繊毛虫、先端が斜めにやや扁平になっている。短い繊毛は体全体に生えている。拡大画像でみると、この色は濃緑色の葉緑体がたくさん集まっているためだ。これらの葉緑体顆粒は細胞の壁に沿ってぐるぐると回転運動していることも特徴的だ。

AL-Museum

2015.07.10

真核細胞
繊毛が作り出す気管表面の液流

Species name: Mus musculus
浜松医科大学 池上 浩司

気管表面で観察される繊毛運動が作り出す液体の流れ。およそ25μm/秒程度(6~7分で1 cm進む)で流れており、気管に侵入してきた小さなゴミやウィルスはこの流れによって体外に排除される。ゾウリムシなどの単細胞生物は繊毛運動を自分自身が動くために使うが、哺乳類などの大型多細胞生物は、体の中に水流を作り出すために繊毛運動を使っている。

Tubulin polyglutamylation is essential for airway ciliary function through the regulation of beating asymmetry [Proc Natl Acad Sci USA 107(23), 10490-10495, 2010]

2015.05.22

真核細胞
ゾウリムシ

Species name: Paramecium caudatum
山口大学 理学部 岩楯 好昭

細胞表面には数千本の繊毛がほぼ均一に生えていてこの繊毛を使って泳ぐ。細胞口付近の繊毛の配置だけは異なり、中へ餌を送り込む水流を発生させる。細胞の前後に星形に見える収縮胞が存在し、これにより細胞内の浸透圧を調整している。動画は5倍スロー再生。

2015.02.15

真核細胞
ゾウリムシの遊泳

Species name: Paramecium caudatum
学習院大学 柏崎 隼

原生動物であるゾウリムシは細胞表面の繊毛運動により遊泳する。 対物20x、暗視野、高速カメラ (1000 fps)にて撮影。 再生速度は30 fps。

2015.02.15

真核細胞
ラッパムシがつくるウェーブ

Species name: Stentor sp.
学習院大学 柏崎 隼

原生動物の一種ラッパムシは同じ繊毛虫に属するゾウリムシ同様細胞表面に多数の繊毛を持つ。体長は0.5 mm以上あり、巨大な単細胞動物である。 細胞先端部の口の周りには特に発達した繊毛の束(Membranelle)がリング状に並び、これが規則正しく運動することで水流を生み出し、餌を引き寄せている。 学習院大学にある「血洗いの池」より採集した。 位相差顕微鏡、高速カメラ (1000 fps)にて撮影。 再生速度は30 fps。

2014.07.07

真核細胞
丸呑みにされるゾウリムシ

Species name: Paramecium caudatum, Didinium nasutum
山口大学・理学部 岩楯好昭

ゾウリムシがどう猛なディディニウムに襲われました。トリコシストを発射し防御を試みるも効果はなく、あえなく食べられてしまいます・・。1mmに満たない単細胞生物の間でもこんな過酷な生存競争があるようです。

Cell Calcium, 44, 2, 169-179, 2008
Protoplasma, 1997, 200, 3-4, 117-127, 1997

2013.09.03

真核細胞
ケイジドカルシウムの光分解によるゾウリムシのトリコシスト発射

Species name: Paramecium caudatum
山口大学 理学部 岩楯好昭

ゾウリムシが外敵に襲われた時に防御用ミサイルを発射することはあまり知られてはいない。このミサイルはトリコシスト (trichocysts)と呼ばれる。このトリコシストの発射は,繊毛打方向の逆転同様,細胞内カルシウム濃度の上昇で誘発される。 動画で,ケイジドカルシウムを注射されたゾウリムシに紫外線を 125 ms 当てると,繊毛逆転が起きる。さらに紫外線を 125 ms 当てるとようやくトリコシストが発射される。トリコシスト発射は緊急事態対応なので,そのカルシウム濃度の閾値は繊毛逆転の閾値よりも高いのだろう。

Iwadate et al., Protoplasma 206, 11-19, 1999
Iwadate and Nakaoka, Cell Calcium 44, 169-179, 2008

2013.08.12

真核細胞
繊毛のメタクロナールウェーブ

Species name: Paramecium caudatum
山口大学・理学部 岩楯好昭

ゾウリムシなどの単細胞生物は,表層を覆う多数の繊毛を使って遊泳する。それぞれの繊毛はわずかな位相差を保ちながら打つため,繊毛群の動きはあたかも表層を伝わる波のように見える。この非常に美しい波をメタクロナールウェーブと呼ぶ。

8 件中 1-8 件目

  • 1

収録ビデオのご利用について

ご利用に関しては
以下へご連絡ください。

日本生物物理学会事務局
bpsjp@biophys.jp
TEL : 075-415-3661

スマートフォンアプリ

  • iOS
  • android