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2014年08月12日 掲載 (Published 08/12/2014)


学術フォーラム「生命情報ビッグデータ時代における新しい生命科学」

主催:
 日本学術会議、
 基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物物理学分科会及びIUPAB分科会、
 基礎生物学委員会・総合生物学委員会・農学委員会・基礎医学委員会・薬学委員会・
 情報学委員会合同バイオインフォマティクス分科会

日時:2014年8月29日(金)13:00~17:30(12:30受付開始)
場所:日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅5番出口に隣接)
地図:http://krs.bz/scj/c?c=61&m=21641&v=f13d19c7

概要:
 現在、生命科学はこれまで経験しなかった局面に接している。莫大なゲノム情報・トラ
 ンスクリプトーム情報・生体分子構造情報、さらには細胞と細胞構成分子の時空間情報
 などのいわゆる生命情報ビッグデータがすでに現実に溢れている。
 一方で、これだけの情報量がありながら、生物が「生きている状態」すなわち「環境に
 柔軟にもしくはロバストに対応しながら自己を維持し複製する分子システム」の動作原
 理の理解が進んだとは言い難く、いまだ記述するのに適した状態関数を見いだしていな
 い。そのため、「生きている分子システムの」状態予測には遠く及ばない。
 本フォーラムでは、生命の動作原理の理解には、生命システムの時空間動態情報を与え
 るバイオイメージングと、溢れかえる情報を取り扱うバイオインフォマティクス技術の
 融合が重要になると考え、この2つの分野の接点を探りながら、きたる新しい生命科学
 の像を描きたい。

プログラム:
 13:00~ 開会挨拶・趣旨説明
  曽我部正博(日本学術会議連携会員 名古屋大学大学院医学研究科 教授)

 第1部
 13:10~13:35
 「細胞内反応ネットワークの1分子計測」
  佐甲靖志(理化学研究所 佐甲細胞情報研究室 主任研究員)
 13:35~14:00
 「トランスオミクスによる代謝制御グローバルネットワークの再構築」 
  黒田真也(東京大学大学院 理学系研究科生物化学専攻 教授)
 14:00~14:25
 「バイオイメージ・インフォマティクスが切り開く新しい生命科学の可能性」
  大浪修一(理化学研究所 生命システム研究センター チームリーダー)
 14:25~14:35(休憩)

 第2部
 14:35~15:00
 「ビッグデータ時代のゲノム情報解析とクラウドソーシング」
  神沼英里(国立遺伝学研究所 生命情報研究センター 助教)
 15:00~15:25
 「バイオインフォマティクスから時空間解析へ」
  岩崎渉(東京大学大学院 理学系研究科 准教授)
 15:25~15:50
 「新しい生物学:情報の囲い込みから検証の科学へ」
  有田正規(国立遺伝学研究所 生命情報研究センター 教授)
 15:50~16:20
 「スパコンを用いたビッグデータ解析の生命科学における役割」
  木寺詔紀(横浜市立大学大学院 生命医科学研究科 教授)
 16:20~16:30(休憩)

 第3部
 16:30~17:20
 「総合討論」(学術会議会員・連携会員・講演者)
 「生命情報ビッグデータ時代の生命科学の展望を探る」
 17:20~
 閉会挨拶

世話人:
 諏訪牧子(日本学術会議連携会員 青山学院大学理工学部 教授)
 野地博行(日本学術会議特任連携会員 東京大学工学研究科応用化学専攻 教授)

問合先:
 日本学術会議事務局
 〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34
 TEL:03-3403-3793(代表)