2011年11月28日 会合
主催:日本高圧力学会
協賛:日本生物物理学会 ほか
日時:2012年3月9日(金)13:00~17:30
場所:同志社大学 今出川キャンパス 寒梅館 KMB203教室
(京都市上京区今出川通り烏丸東入 同志社大学今出川校地内)
趣旨:
現在、生物関連分野における高圧研究は、タンパク質、核酸、脂質などの生体分子
レベル、大腸菌、酵母、深海微生物などの細胞レベル、動物、植物の生物個体レベ
ル、食品加工、殺菌、薬物反応性などの農医学への応用レベルと言った様々な階層
において活発に行われています。このような研究背景を反映し、近年における高圧
討論会においても生物関連分野のシンポジウムが継続的に開催されています。本セ
ミナーシリーズが開始された当初には、加圧食品を中心とした生物関連の高圧研究
に関するセミナーが数回実施されましたが、その後10年以上、生物関連をテーマ
にしたセミナーは開催されておりません。今回、久しぶりに生物関連のセミナーを
実施するにあたり、生体分子自身の圧力感受性や細胞や微生物への圧力効果と言う、
生物への圧力効果における基盤となりうるテーマを選択しました。本セミナーにお
いては、生物関連研究に高圧力を用いて精力的にご研究を推進されている専門家の
方々に、近年のご研究の成果に基づき、生体分子(タンパク質、脂質、糖質)が圧
力の影響をどのように受け、状態や構造を変化させるのかと言ったお話、およびそ
れら生体分子から構成される細胞や微生物は圧力に対してどのような応答や反応を
起こすのかと言ったお話をしていただきます。産官学の研究機関において生物関連
の高圧研究に従事されている方々、これからこのような研究を開始しようとしてい
る学生、ポスドクおよび企業の方々、さらには生物への圧力効果にご興味をお持ち
の方々に対して、有益な機会をご提供できるものと考えておりますので、多数の皆
様方のご参加をお待ち申し上げます。
申込締切:2012年3月2日(金)
※詳細はホームページをご確認ください。
連絡先:
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 松木 均
〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
Tel: 088-656-7513 Fax: 088-655-3162
Email:matsuki(at)bio.tokushima-u.ac.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)
URL:http://www.highpressure.jp/activity/seminar/37.shtml